【入院体験記】高山赤十字病院での大腸ポリープ切除手術(内視鏡)~5日間の記録

大腸がん

前回のブログでもお伝えした通り、大腸の内視鏡検査でポリープが見つかりました。そのため、高山赤十字病院にて手術(粘膜下層剥離術/粘膜切除術)を行うことになりました。

今回は、10月14日から10月18日までの5日間の入院生活について、当時のメモを頼りに振り返ります。

入院前の準備と持ち物チェック

過去に入院した際、大事なものを忘れて困った苦い経験がありました。したがって今回は、同じ失敗を繰り返さないように持ち物チェックリストを作成しました。

持参したもの・準備したもの

  • 電子機器類:忘れがちなiPad、iPhone、applewatchの充電コード、モバイルバッテリー
  • 入院中の知的な楽しみ:詰将棋の本等3冊(普段は手付かずだった詰将棋をじっくり解く絶好の機会となりました)
  • 日用品・必須書類:毎日服用している薬(5日分以上)、お薬手帳、院内用スリッパ、必要書類一式、印鑑、カード類
  • 衣類・生活用品:着替え、タオル、ポケットティッシュ、お菓子(飴・チョコ・キャラメル)など

5日間の入院なので、大した荷物にはならないと考えていました。しかし、大型ボストンバッグ1つとショルダーバッグ1つになり、結果としてかなりの量になりました。 実際には病院で支給されるアメニティもあり、使わなかったものも少なくありません。「大荷物で運ぶのが大変だったな」と思いつつも、やはり足りなくて不便な思いをするよりは良かったと感じています。

10月14日(1日目):入院日・準備と下剤のスタート

入院当日は朝から食事制限がありました。事前に病院側で準備していただいた流動食(お粥のような食事)を朝と昼にいただきました。

病院への移動には、12時18分発の高山バスセンター行きのバスを利用しました。 普段の車移動に比べると20分ほど時間がかかりますが、しかし久しぶりのバス旅はのんびりとした気分を味わえて非常に快適でした。というのも、病院の駐車場に何日も止めると高額な駐車料金がかかるためです。身体障害者手帳の提示によって運賃が半額(400円)になり、大変助かりました。乗車時に整理券を取り忘れるハプニングもありましたが、運転手さんが快く対応してくださいました。

13時30分頃に病院へ到着しました。その後、入院サポートセンターで手続きを済ませ、5階内科のナースセンターを経て527号室へ案内されました。

病室でパジャマ等に着替えたあと、看護師さんから今後のスケジュールの説明を受けました。

  • 夕方4時頃:体温・酸素濃度・血圧の測定(異常なし)
  • 夕方5時頃:右腕に点滴用の針を確保
  • 夜6時:夕食(少なめのビーフシチューとビスケット。牛肉とジャガイモ入り)
  • 夜9時:夜用の下剤を服用

消灯までの時間は、持参した詰将棋の本を開き、5手詰め、7手詰めを十数題解いて過ごしました。

10月15日(2日目):手術当日「あっけないほど楽だった手術」

  • 朝6時頃:お通じが2回あり
  • 朝7時:検温・血圧・酸素濃度測定
  • 朝9時:点滴が開始されました。同時に、透明な腸管洗浄剤(モビプレップ)1リットルをコップ1杯につき10分ほどかけてゆっくり飲み進めました。

昼の1時50分になり、点滴が黄色っぽい薬剤へと交換されました。いよいよ1階の手術室へベッドのまま運ばれました。

専用の穴あきパンツに着替えて手術台へ移動しました。血圧等の基本測定を終えたあと、鼻から酸素吸入用のチューブが装着されました。

午後3時5分、手術開始

横向きになり、お尻から麻酔薬を塗られてから――気がついた時には完全に意識がなくなっていました。

気持ちよく眠っていると、突然先生から「無事に終わりましたよ!」と声をかけられました。 先生に時間を聞くと3時45分で、実質40分ほどの手術でした。

「えっ、もう終わったの!?」というのが正直な感想で、痛みは全くありませんでした。 これまで私は胃がんや前立腺がんの手術を経験しており、術後の壮絶な痛みに苦しんだ記憶がありました。そのため、今回もかなり緊張していましたが、今回は痛む箇所が全くありませんでした。その結果、拍子抜けするほどあっけなく終わりました。

術後、主治医の前田先生からポリープの画像を見せていただきました。思っていたよりも小さいと言われ、仮にがん化していたとしても早期段階だとわかり心から安心しました。

術後の安静と心境

術後は3時間の絶対安静が言い渡され、水一滴飲むことも許されません。 身体には点滴、鼻の酸素チューブ、指のパルスオキシメーターが装着されていました。多少の窮屈さはありましたが、以前経験した腹水除去のチューブなどに比べたら雲泥の差であり、それ程苦になりませんでした。

ただ一つ気になったのは、とにかくお腹が空いたことくらいです(笑)。明日のお昼から流動食が出るとのことなので、それまで絶食を耐え抜きます。

10月16日(3日目):点滴が外れ、自由の身に!

夜間は管につながれたまま同じ姿勢で寝ていたため、少し腰が痛くなりました。夜中3時頃に看護師さんが様子を見に来てくださった際に一度目が覚めました。それ以降はなかなか眠れないまま朝を迎えました。

  • 朝7時:点滴の交換
  • 朝9時:採血の実施
  • 朝9時半:鼻の酸素チューブを取り外してもらう
  • 午前11時:最後の点滴に交換
  • 午後2時25分:ついに点滴が完全に外れる!

点滴が外れたことで体の自由が利き、一気にラクになりました。

その後、管理栄養士さんから退院後1週間の食事制限について10分ほど説明を受けました(消化の良いものをよく噛んで食べることなどの大切な指導を受けました)。

夕方5時頃には主治医の前田先生が病室に見え、「順調ですね。今週の日曜日に退院して大丈夫ですよ」とおっしゃってくださいました。 切り取ったポリープの組織検査の結果は1週間後の26日に聞きに行く予定ですが、どうか何事もないことを願っています。

病室での暇つぶしには、YouTubeで旅行動画やYahoo!のニュースを見たり、持参した『将棋必修・詰将棋200題』の9手詰めに挑戦したりして過ごしました。

10月17日(4日目):回復を実感&退院前日の穏やかな一日

朝7時、今日も途中で二度ほど目が覚めましたが、トータルではぐっすり眠れた方だと思います。毎度のことながら、看護師さんが体温と血圧の測定にきてくださいました。さらに、今朝は手術後初めて固形便が少し出たので安心しました。

体調は極めて順調で、手術を受けたという感覚すらありません。 胃がんの術後は4日間も重湯のような食事だったため、それに比べると今回は明日から普通のお粥が食べられるとのことです。痛みのなさも含め、前回の大型手術とは雲泥の差を実感しています。

午前10時には、日課となっている聴診器での腹部チェック(お腹の音の確認)を受けました。

夜はシャワーも利用可能でしたが、汗もかいていないため濡れタオルで身体を拭く程度に済ませました。夕方には主治医の先生が様子を見に来てくださり、至って順調なまま一日を終えました。明日はいよいよ退院です!

10月18日(5日目):退院日「さあ、家に帰ろう」

今朝も5時頃に目が覚めました。振り返ってみれば、何よりも無事に予定通りの日程で退院できることが一番の喜びです。

退院後の帰りのバスについて事前にAIで調べたところ、午前中は「9:08」と「11:08」がありました。そのため、余裕をもたせて後者の11:08のバスで帰宅することに決めました。

今回の入院費用ですが、治療費自体は身体障害者医療費助成の恩恵で自己負担ゼロとです。大変ありがたい制度です(※治療費の詳細は後日郵送で届きます)。

結局、持参した3冊の本は1冊を途中まで読んだだけで、詰将棋も9手詰めの途中までとなりました(残りの続きは帰宅してからじっくり解こうと思います)。

ポリープの組織検査の結果は来週分かりますが、たとえ仮に陽性だったとしても初期段階であるため、それほど深刻には考えていません。

お世話になった病院の皆様、本当にありがとうございました!「さあ、家に帰ろう」

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