将棋

思い出深い4年間 ~将棋レッスンを通じた師弟の記録~

出会いは小学3年生 ― 二枚落ちからのスタート2020年、小学3年生に進級したばかりのS君との出会いは、私にとって特別なものとなりました。最初は二枚落ちでの指導から始まりましたが、彼の素直な吸収力と内に秘めた負けん気の強さを見て、私は直感し...
人工知能AI

AIが切り拓く将棋定跡の新世界

近代将棋に疎い私にAIが教えてくれたこと昨日のブログで、すでにAIソフトが「定跡なるもの」を考え、作り出す時代に入っていると述べましたが、近代将棋に疎い私にとっては、そのあたりの情報はまるで霧の中です。将棋ソフトの進化について、書籍や専門誌...
将棋

将棋定跡の変遷とAIの衝撃 〜駒落ちの常識が変わる時〜

昨日の投稿では、駒落ち将棋における「人間が考案した定跡」は、もはや過去の遺物と化しているという話をしました。従来の定跡が整合性の取れた、ある意味“聖典”のような存在だっただけに、私にとっては少なからず衝撃でした。定跡に育てられた時代私が若か...
将棋

駒落ち将棋に見る定跡変遷

AI時代の将棋に挑む現在、私は将棋ソフトとの対局を主な楽しみにしています。かつてはネット将棋もよく指していたのですが、最近はご無沙汰です。自分が凝り性ということもあり、今では「駒落ち将棋」を中心に楽しんでいます。使っているソフトは、以前にも...
将棋

駒落ち将棋レッスンにこだわった理由

~上達への最短ルートはここにある~昨日までの投稿で、将棋レッスンにおいて駒落ち将棋を重点的に指導していたことについて触れました。今回は、なぜ私がそこにこだわったのか、その理由をお話ししたいと思います。将棋レッスンの目的とは?レッスンの目的は...
将棋

将棋の楽しさを伝えるレッスンと、春の彩りに包まれて

将棋講師として伝えたかったことかつて私は、習い事教室「サイタ」で将棋の講師をしていました。今回はその講師時代を振り返り、特に力を入れていた指導内容についてご紹介します。生徒さんは、すでに将棋のルールや駒の動かし方を理解している方々でした。ま...
将棋

将棋ソフトとAIの学び、そして7歳の教え子との忘れがたいレッスン

将棋とAI──時代に取り残されないために前回、将棋講師として活動していたことに少し触れましたが、今回はその続編になります。サイタで将棋レッスンを行っていた頃、ただ教えるだけではなく、自分自身の知識向上にも努めていました。そのひとつが、将棋ソ...
将棋

定年後の挑戦 〜将棋レッスンとサイタとの出会い、そして別れ〜

定年後の再出発と第二の職場私は長年勤めた会社を60歳で定年退職しました。退職後は特に予定もなく、静かな日々を過ごしていました。しかし、ある日、知人である地元の道の駅の社長から声をかけられます。「一緒に働いてみないか」という誘いでした。そのご...
病魔との闘い

今の体調はどうなのか?4つの大病を乗り越えて

昨日もその経緯について触れましたが、今回は「現在の体調」に焦点を当て、より具体的に振り返ってみたいと思います。【狭心症】カテーテル治療後の生活手術前にあった息苦しさは完全になくなり、今は健康的な日常を送れています。毎朝の服薬が習慣となり、医...
3級認定

激動の数年間を乗り越えて:病との闘いとこれからの決意

中部国際医療センターでの受診と現在の通院体制本日は眼科の診察のため、中部国際医療センターを訪れました。現在は、前立腺がんの術後経過観察と眼科治療を並行して継続中です。私の通院先は中部国際医療センターと高山赤十字病院の二つです。役割を分担し、...