会場の雰囲気
9月23日（秋分の日）、高山市民文化会館で「第60回しんぶん赤旗 囲碁・将棋 飛騨地区大会」が開催されました。
会場では、囲碁と将棋の両方の競技が同時に進行していました。
将棋は8名、囲碁は6名が参加。外は秋の気配が漂い、室内は対局時計の音だけが響く静寂な空気に包まれていました。
まさに、真剣勝負にふさわしい緊張感が漂っていました。
大会の仕組み
今回の地区予選は、岐阜県大会への出場者を決めるための戦いです。
恵那・西濃・飛騨・岐阜・東濃西の5地区で行われ、それぞれの代表が10月5日の県大会に進みます。
一方で、飛騨大会には揖斐郡大野町や各務原市など、他地区からの参加者もいました。
私自身も1回戦と3回戦で他地区の方と対戦しました。
その結果、地域を越えた交流が生まれ、大会全体がより活気づいていると感じました。
ルールと進行
将棋部門は、持ち時間各25分の切れ負け方式で、全4回戦を行いました。
勝敗数によって順位を決定します。
囲碁部門も同様に、事前に決められた組み合わせで進行しました。
また、掲示板には各ラウンドの結果が○×で記録され、観戦者が時折確認する様子も見られました。
自身の成績
昨年に続き、今年もこの大会に参加しました。
昨年は優勝という最高の結果を残したため、今回も優勝を目指して臨みました。
結果は3勝1敗で準優勝。
初戦と2回戦は快勝できましたが、3回戦では林さんという強敵に敗れました。
顔に見覚えがあり、調べると、今年6月の岐阜県アマチュア名人戦で対戦した相手で、昨年の県代表者でした。
今回はその雪辱を果たすつもりでしたが、惜しくも連敗。
得意の向かい飛車から一時は駒得となり、序盤は優勢でした。
しかし、中盤以降で攻めを急ぎすぎ、逆転を許しました。
感想戦では、「相手が馬で桂を取り金取りに当てた局面で、金底に歩を打てば優勢が続いた」という点で一致。
そのため、次回は勝負所で焦らず、時間を十分に使うことを心がけたいと思います。
最終戦には勝利し、結果は3勝1敗。
同率2位の中でも、対戦相手の強さなどの差で準優勝となりました。
全勝者が一人、3勝1敗が二人という接戦でした。
今後の課題と展望
10月5日には岐阜市で県大会（A級・B級）が開催されます。
B級戦への出場をお誘いいただき、参加することにしました。
今回の大会で、自分の地力不足を痛感しました。
しかし、これは今後の成長のチャンスでもあります。
将棋ソフトとの研究や実戦を重ね、さらに実力を高めたいと思います。
まとめ
この大会は、単なる勝敗を超えた学びの場でした。
真剣勝負の中で得た気づきは、次の挑戦への大きな糧になります。
来月の県大会では、今回の反省を活かし、より良い結果を目指して全力を尽くします。
