治療への期待と現実

中部国際医療センターへの訪問

今日、以前このブログでも紹介したことのある中部国際医療センターに診察目的で行って来ました。朝6時半に家を出て到着したのが8時半だから約2時間の距離です。途中でコンビニに寄ったので、実質では1時間40分ぐらいでしょうか。

医療センターの印象

外観と中に入って感じたことは、近未来的な建物に迷い込んだような錯覚でした。田舎者と間違われないように、辺りをキョロキョロするのは控えました。

受付から診察まで

まず最初に受付を済ませ、初診の受付表のようなものを書き、その後、現在の症状等を記入した問診票を記入しました。そして次に案内されたのが腎臓内科の診察室の前で、そこで待つように指示がありました。10時半に名前を呼ばれたので、丁度2時間の待ち時間でした。紹介状を持ってこの時間だから、持っていない人は大変だろうなと察しがつきます。

診察内容

診察に当たる先生は、見かけが30代ぐらいの中堅の女医さんでした。初診だったので、現在の症状について10分ほどかけて一通り説明しました。

具体的な症状は、涙と鼻水が止まらない。1日に20~30回のペースで鼻をかんでいる。特に散歩等の軽い運動をしだすと症状が酷くなる傾向がある。5分に1回のペースで鼻をかむことになる。涙に関しては、普段は流れ落ちたりはしないが、散歩などをすると流れ落ちる場合がある。常に目に涙が溜まっていそうな軽い違和感がある。これらの症状が最初に出だしたのが、去年の4月頃である。眼科を受診し、診断結果は右目の涙管が詰まっているので、それを広げる手術が去年の8月に大学病院で行われたが、全く良くならない。耳鼻科にも3カ月通ったが、変わりなし。

今後の方針

これらの説明をした後、先生から今後の方針が示されました。

  • 本日、採血・採尿を行うこと。
  • 本日、放射線検査を行うこと(実質約3分間)。
  • 次回7月1日に腎臓内科にて診察。
  • 眼科にて引き続き検査を実施。

診察を終えての感想

今日受診した結果、正直な感想ですが、まあ治らないだろうなとの思いがしました。ここの内科を希望したのは、ある理由からです。それは、大病院の部類に入る総合病院なので、正式な病名はなくとも自分に似た症状の人が過去に数人程度いて、その人のデータベースがあり、それに沿った治療を期待していたのですが、その説明がありませんでした。

もっと具体的に言うと、「あなたの病名もしくは症状はこうで、過去にこうした治療をして治った人もいるので安心してください。」とかです。きっと自分のような症状はレアケースなのでしょう、だったら仕方がないことですが。

今後の期待

でも、よく考えるとこの病院ですが、内科だけでも幾つもあります。他の部署に治療のヒントとなるものがあることは、期待できるかもしれません。

自分の現状

今の自分ですが、悲観的な見方をすると五重苦に苛まれています。三重苦で有名なヘレン・ケラーでも経験したことのない、自分が経験した五重苦とは、以下の通りです。

  1. 心臓をカテーテル治療し、心臓付近にステントのチューブが2本埋め込まれている。
  2. 希少な胎児性(活発にがん細胞が動き回る)胃がんで胃を2/3切除した。
  3. 悪性の前立腺がんに侵されていて、放射線治療が控えている。
  4. 常時鼻水が苦になる。
  5. 涙の水滴が目に溜まり、違和感この上ない。

前向きな気持ちで

困った時の神頼みと言う諺があります。こんな時、神様が「お前なら五重苦でも乗り越えられる。」と声かけしそうですが、そんなことを言う神様は、大体ヘンな神様に決まっています。

これらについて説明すると、1. 2に関しては副作用も後遺症もなく普段通りの生活が送れています。3に関しては、胃がんの転移ではなかった時点で勝ったと思っているので、今のところ不安要素はありません。よって、1~3は大したことなく「恐れるに足りず」なのです。

当面の問題

従って、頭を悩ませている当面の問題は4と5です。もし、仮に4と5が完治したならば、ムテキ状態になるのではと期待しています。早くそうなれ。

診察終了

全部の診察が終わって、建物を出たのが12時5分前でした。。

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