スマートウォッチによる健康管理 身体障害者3級の認定を受けての生活面での変化(その2)

スマートウォッチによる健康管理について

心臓カテーテル治療を行った後、心臓の機能障害が認められ、身体障害者3級の認定を受けるに至りました。前回のブログで述べたように日常生活においては特段不便を感じたことはありませんが、障害者になる前と後とで変化したことを書き記したいと思います。今回はスマートウォッチによる健康管理についてです。

健康面に不安のある友人の勧めでアップルウォッチを購入し(アップストアにて約6万5千円)、ヘルスケアに努めるようになりました。

スマートウォッチで健康面のサポートとしてできること

スマートウォッチで健康面のサポートとしてできることは多岐にわたります。以下にいくつかの主要な機能を挙げます:

  1. 心拍数のモニタリング: リアルタイムで心拍数を測定し、異常な数値を検出すると通知する機能があります。特に、心臓疾患を持つ人にとって有用です。
  2. 運動のトラッキング: 歩数や距離、消費カロリー、運動時間などを記録し、日々の活動量を管理できます。
  3. 睡眠のトラッキング: 睡眠の質や時間を分析し、改善点を提示します。深い睡眠や浅い睡眠の時間も分かります。
  4. 血中酸素濃度の測定: 血中酸素濃度をモニタリングし、健康状態の指標とします。
  5. ストレス管理: 心拍変動を利用してストレスレベルを測定し、リラクゼーション方法を提案します。
  6. 健康リマインダー: 定期的に立ち上がることや水分補給を促すリマインダーを設定できます。
  7. 心電図(ECG/EKG): 一部のモデルでは心電図を取得し、不整脈などの早期発見をサポートします。
  8. 体温測定: 体温をモニタリングし、異常があれば通知します。
  9. 通知機能: 医師の予約や薬の服用時間を通知する機能があります。

スマートウォッチはこれらの機能を通じて、日常生活における健康管理をサポートします。特に、心臓疾患や他の持病を持つ人にとって、日々のデータを正確に把握することで、病状の悪化を防ぐための早期対応が可能になります。

緊急時の連絡機能について

スマートウォッチには緊急連絡機能が備わっており、ユーザーが突然の病気や事故で倒れた場合に、事前に登録した連絡先に自動的に通知を送ることができます。具体的な機能としては以下のようなものがあります:

  1. 緊急SOS機能: スマートウォッチに搭載されたボタンを長押しすることで、緊急連絡先にSOSメッセージが送信されます。また、位置情報も送られるため、緊急時に迅速な対応が可能です。
  2. 転倒検出: スマートウォッチが転倒を検出した場合、自動的に緊急連絡先に通知を送ります。一定時間応答がない場合には、あらかじめ設定した連絡先に自動的に助けを求めるメッセージが送信されます。
  3. 医療情報の共有: 緊急時に必要な医療情報(アレルギー、既往歴、薬の情報など)をスマートウォッチに登録しておくことで、緊急対応時に医療関係者が迅速に情報を入手できます。

これらの機能は、特に高齢者や持病を持つ人にとって非常に有用です。事前に設定しておくことで、緊急時に迅速な対応が可能となり、安全性が高まります。具体的な設定方法や機能の確認は、お使いのスマートウォッチのマニュアルやサポートページを参照するとよいでしょう。

緊急連絡が行く設定について

スマートウォッチの緊急連絡機能において、電話登録した3人に連絡が行く設定が可能なモデルもあります。以下に、その具体的な機能と設定方法の一般的な概要を説明します:

  1. 緊急連絡機能の概要
    • 緊急SOS:
      • 動作方法: 緊急時にスマートウォッチの特定のボタン(通常はサイドボタン)を長押しすることで発動します。
      • 通知内容: あらかじめ設定した緊急連絡先に電話やメッセージが自動的に送信されます。メッセージには現在の位置情報も含まれます。
    • 転倒検出:
      • 動作方法: スマートウォッチが急な動きや衝撃を検出し、ユーザーが動かない場合に自動的にアラートを発信します。
      • 通知内容: 設定された緊急連絡先に転倒が検出されたことを知らせるメッセージや電話が送られます。
  2. 設定方法の一般的な手順
    • スマートウォッチとスマートフォンの連携:
      1. スマートウォッチとスマートフォンをペアリングします。
      2. スマートウォッチの専用アプリ(例:Apple Watchの場合はApple Watchアプリ、Samsung Galaxy Watchの場合はGalaxy Wearableアプリ)をインストールします。
    • 緊急連絡先の設定:
      1. アプリを開き、スマートウォッチの設定メニューに移動します。
      2. 「緊急SOS」または「安全と緊急」セクションを探します。
      3. 緊急連絡先を追加するオプションを選びます。
      4. 連絡先リストから最大3人を選び、電話番号を入力します。
    • 転倒検出機能の有効化:
      1. 同じ設定メニュー内で「転倒検出」オプションを有効にします。
      2. この機能が有効化されると、転倒が検出された場合に緊急連絡先に通知が送信されます。

使用例としては、Apple Watchには「緊急SOS」機能があり、サイドボタンを長押しすることで緊急連絡先に連絡が行きます。また、転倒検出機能も搭載されており、ユーザーが転倒して一定時間動かない場合に自動的に通知を送信します。Samsung Galaxy Watchも同様の「SOS機能」があり、指定された連絡先に緊急連絡を送信できます。

まとめ

スマートウォッチは常時着用しています。心電図はよく測定するのですが、他の機能はあまり使いこなせていませんね。着けていると偶に叱られます。「スタンドの時間です、立ち上がって1分間体を動かしましょう」とか。また、「やりました」と褒めてもくれます。声ではなく、バイブ後に文字が出て、そっと教えてくれます。

こんなにも優れた機能を持ち合わせているのだから、宝の持ち腐れにならないように、今後はもっと有効活用しないといけないですね。

自分のアップルウォッチには、一応「緊急連絡が行く」まで設定がしてあります。

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