認定後の生活の変化
身体障害者3級の認定を受けて以来、私の生活は大きく変わりました。
健康への意識が以前より高まり、生活リズムが整ってきたことを実感しています。
特に、自己管理の習慣が生活の中心となり、心身の安定にもつながったことが大きな変化です。
毎日の薬の服用
毎日の服薬は、健康維持に欠かせない大切な習慣となりました。
複数の薬を服用することで、体調のわずかな変化にも気づきやすくなります。
そのため、健康管理がより精密になり、結果として体調も安定してきました。
さらに、服薬記録をつける習慣によって、自然と観察力も高まったと感じます。
スマートウォッチによる健康管理
さらに、スマートウォッチを取り入れたことで健康管理の質が大きく向上しました。
心拍数や血中酸素濃度をリアルタイムで確認でき、異常があればすぐに対応できます。
また、通知機能により安心感が高まり、体調不良への不安が減少しました。
この仕組みのおかげで、毎日をより前向きに過ごせるようになりました。
スマートウォッチによる健康管理 身体障害者3級の認定を受けての生活面での変化(その2)の詳細はこちら
社会福祉制度の適用
一方で、3級の認定によって各種の福祉サービスを利用できるようになりました。
これにより、経済的な負担が軽くなり、生活の質も向上しています。
特に、公共交通機関の割引制度や医療費助成などの恩恵は非常に大きいものです。
つまり、社会制度の支えが、私の暮らしをより安定させてくれているのです。
散歩の習慣化
主治医から「無理のない運動を続けましょう」と勧められたことをきっかけに、毎日の散歩を始めました。
現在は、1日30分から1時間ほど、飛騨川公園(自宅から車で約5分)を歩くのが日課です。
自然の中を歩くことで気分がリフレッシュし、ストレスの軽減にもつながっています。
その成果もあり、今年3月には障害等級が3級から4級へと改善しました。



散歩の健康効果
散歩は誰でも始められる手軽な運動ですが、その効果は計り知れません。
心身の健康維持に、次のような多くのメリットがあります。
- 心肺機能の向上:有酸素運動によって心臓と肺の働きを強化。
- 血流の促進:酸素と栄養の循環が改善され、臓器の働きを支える。
- 血圧の安定:血管の柔軟性が高まり、自然な血圧低下につながる。
- コレステロールの改善:良いHDLが増え、悪玉LDLが減少。
- 血糖値の管理:インスリンの働きを助け、糖代謝を整える。
- ストレス軽減:自然の中を歩くことで心身の緊張がほぐれる。
- 体重管理:消費カロリーによって健康的な体重を維持。
- 筋力・骨密度の維持:脚力を鍛え、骨への刺激で骨密度を保つ。
このように、散歩は全身に好循環をもたらす万能な運動といえます。らす万能な運動といえます。といえます。
散歩以外の運動
さらに、私は散歩に加えて、積極的に体を動かす機会も作っています。
昨年6月には、中国地方の城巡り(岡山城・鬼ノ城・備中松山城・津山城・松江城)を実施しました。
急勾配の坂を登り切ったとき、自分の体力の回復を強く実感しました。




また、2023年5月26日には上高地・明神池までの往復トレッキング(約2時間)を敢行。
平坦な道が多く比較的楽でしたが、自然の空気を全身で感じることができました。



加えて、2023年5月17日には地元・下呂市小坂町の巌立峡で滝巡りを実施。
3時間の行程は体力的にきつかったものの、滝の迫力とマイナスイオンに包まれ、心が洗われるような体験となりました。


今後の予定と目標
次の目標は、日帰りでの乗鞍岳登頂です。
バスで中腹まで登り、そこから山頂を目指す計画を立てています。
岐阜県には魅力的なトレッキングコースが数多くあり、これからも挑戦を続けたいと思います。
そのためにも、日々の散歩を欠かさず体力の維持に努めていきます。
まとめ
身体障害者としての生活を通して、私は改めて「継続こそが健康の鍵」だと実感しました。
散歩は単なる運動ではなく、心の安定をもたらし、前向きな気持ちを育ててくれます。
そして何より、「歩くこと」こそが人生そのものを豊かにすると強く感じています。

