【身体障害者手帳】身体障害者3級の認定を受けての生活面での変化(2)

身体障害者手帳

はじめに

身体障害者として認定を受けてから、生活の中で大きく変わったことがあります。それは、社会福祉制度上のさまざまな優遇措置を受けられるようになったことです。

これらの制度は、障害の等級や自治体によって内容が異なりますが、私の場合、身体障害者3級の認定によって、医療費や交通、税制面での支援を受けられるようになりました。

本記事では、私自身の体験をもとに、身体障害者認定によって実際に受けられた優遇措置について整理していきます。


身体障害者3級で受けられた主な優遇措置

等級や地域差はありますが、私の場合、次のような支援を受けています。

医療・生活に関わる支援

  • 医療費(保険適用範囲):自己負担なし
  • NHK受信料:全額免除
  • 住民税:免除

交通・移動に関わる支援

  • 高速道路料金:半額免除
  • 電車・バス料金:半額免除(JRは普通席のみ)
  • 施設入場料:半額免除(付添1名も対象)

つまり、医療・交通・税制といった日常生活に直結する分野で、幅広い支援が受けられるようになったということです。他にも様々な優遇措置がありますが、ここでは今の自分には関係ないことなので省きます。なお、自治体によって内容が異なる場合があります。

優遇措置を利用する際の注意点

これらの優遇措置には、

  • 全額免除
  • 半額免除
  • 一部免除

といった違いがあります。
また、自治体ごとに制度内容や適用条件が異なるため、必ずしも全国一律ではありません。

他にも多くの制度がありますが、ここでは現在の自分に関係しているものに絞って紹介しています。


医療費免除制度への感謝

身体障害者となり、決して良いことばかりではありません。
しかし一方で、制度のありがたさを強く実感する場面も増えました

特に助かっているのが、医療費の免除制度です。
現在、薬代を含めた保険適用の医療費について、自己負担はありません。

そのおかげで、
「費用を気にして受診を控える」ということがなくなり、
必要な治療をためらわずに受けられるようになりました。


2022年の認定と医療費への影響

私が身体障害者として認定されたのは、2022年6月です。

それ以前に行った心臓カテーテル治療については、高額療養費制度の対象となり、一部実費を支払いました。

一方で、2022年10月に受けた胃がん手術以降は、実費負担がほとんどありません。もし認定がもう少し遅れていたら、医療費の負担は大きくなっていたでしょう。この点については、非常に幸運だったと感じています。


認定に至った経緯と主治医の一言

心臓カテーテル手術後の入院中、主治医の先生から次のように言われました。

5,000円かかりますけど、身体障害者の認定書を書いてあげましょうか。」

当時は、その意味を深く理解しておらず、ただ「お願いします」と答えただけでした。しかし今振り返ると、あの一言が、その後の生活を大きく支えてくれたと感じています。

私は冠動脈にステントが3本入っていますが、他県では6本入っていても認定されていない親族もいます。その差を思うと、制度や判断の巡り合わせも含め、運に恵まれていたと感じます。


民間医療保険との併用による安心感

私は、医療費が免除されているうえに、2社の民間医療保険にも加入しています。そのため、入院給付金や手術一時金も支給されました。

結果として、障害認定と民間保険の両方を活用することで、経済的な不安はほとんどありませんでした。


身体障害者等級の更新と変更

補足として、岐阜県では身体障害者等級の更新制度があります。一般には「良くなることはない」と言われがちですが、制度として更新が行われています。

等級変更とその影響

今年3月、更新手続きを行った結果、主治医の判断により、3級から4級へ変更となりました。

一見すると支援が減るように思えますが、下呂市では従来どおりの支援を受けられました

もし他の市町村に住んでいれば、支援内容は変わっていた可能性があります。
この点についても、恵まれていたと感じています。


まとめ

身体障害者として認定を受けたことで、生活は確かに大きく変わりました。
特に、医療費や交通費といった生活に直結する支援は、精神的な安心感にもつながっています。

制度は決して万能ではありませんが、正しく知り、利用できるものを活用することで、治療と生活の両立がしやすくなると実感しています。

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