■ 会場は岐阜市・ハートフルスクエアーG
昨日予告した通り、岐阜県アマチュア竜王戦に参加してきました。
会場は岐阜市のハートフルスクエアーG。昨年のアマチュア名人戦も同会場で開催されており、今後も主要大会はここで行われるようです。場所が明確なので、迷わず到着できる点もありがたいところです。
受付は9時50分から始まり、運営スタッフの挨拶の後、競技開始は10時半を少し過ぎた頃でした。
■ 会場の様子と大会ルール
大会は大広間と小広間に分かれて開催されました。
- 小広間では、アマチュア竜王戦の本戦と、読売新聞杯争奪戦A級戦が行われました。
- 大広間では、主に小学生の初級・中級クラスの対局が行われていたようです(実際には立ち会っていないため詳細は不明です)。
小学生の参加者が非常に多く、藤井聡太七冠の影響力を改めて感じました。
持ち時間は15分、使い切ると1手30秒の秒読み。スイス式4回戦制で順位が決まります。
参加費は、一般が2,500円、障がい者は1,500円。私は後者の枠での参加です。




■ 私の対局結果
初戦はいきなり黒星スタート。その後、2連勝で巻き返しましたが、最終戦で惜敗。
結果は2勝2敗となりました。
対戦相手は20代〜30代の“指し盛り”と思われる方々ばかり。その中で2勝できたことは、少し満足のいく結果でした。
とはいえ、目標はもっと高いところにあるので、この結果に満足せず次を目指します。
■ 意外な収穫:高齢参加者との出会い
今回の大会で何よりも印象的だったのは、高齢の参加者が他に2名いたことです。
一人は77歳の中島さん、もう一人はなんと83歳の久保田さん。しかもお二人とも、A級戦ではなく最上位クラスの竜王戦に出場されていました。
私自身は現在70歳。
「自分より上の方が現役で頑張っている」と知ったときには驚きと同時に、大きな励ましをもらいました。
「あと13年、自分も現役で頑張れるかもしれない」と思えることは大きな希望です。短い会話でしたが、お二人ともとても若々しく、同じように将棋を愛する気持ちを感じ取れました。
チェスクロックの扱いが少し苦手だと言われておりました。またどこかの大会で再会できたらいいなと思います。
ちなみに、お二人の成績は共に1勝3敗でした。


今後に向けての決意と課題
■ 次は飛騨大会と将棋名人戦へ
次は5月の飛騨地区大会、そして6月1日には将棋名人戦があります。
今大会の反省を活かして、より良い成績を目指します。
■ 今大会で得た3つの学び
今回の参加を通して得たことを、以下の3点にまとめました。
- 決して優勝が不可能なレベルではない。
努力次第で、まだまだ上を目指せる実感が得られた。 - 得意戦型では勝てたが、不慣れな戦型では敗北。
将棋ソフトを活用して、不慣れな戦型への対策をしっかり行う必要がある。 - 地力の不足を痛感。
これからも将棋ソフトとの対局を通じて、地力の底上げに取り組んでいく。