前立腺がんの治療方法が決定

昨日まで、治療方法について中部国際医療センターでの先進医療にあたる陽子線治療を実施すると決めていましたが、考えが変わりました。

陽子線治療の計画変更

ホームページに書かれてあったのですが、月曜日から金曜日まで連続で治療を行い、2カ月近く続くこともあります。もっと念入りに読んでいればよかったと少し後悔しています。片道2時間の距離を毎日2か月近く通うのはしんどいと思って、候補から消すことにしました。昨日まで、先進医療で治療をするんだと、張り切っていたのですが、この変わり身の早さよ。将棋でもそうですが、ひとつの考えに固執するのではなく、臨機応変に対応した方が絶対に良いですね。そういって自己肯定する。

高山赤十字病院での治療計画

本日、高山赤十字病院に行き泌尿器科の先生の話を聞いてきました。そして急遽、放射線治療に方法を変更したのですが、治療方法と大ざっぱな今後の治療方針を聞いてきました。以下はお話しされた要点です。

  1. 陽子線治療同様、放射線治療も長期間にわたる。ここで治療しても何ら問題はない。
  2. 放射線治療の良い点は、副作用がいかに小さいかということ。当てすぎると廻りの臓器に損傷が出てしまうので、丁度良い量を当てるのが良い。他の臓器に如何に放射線を当てないかということ。
  3. 放射線治療の怖い合併症は数年後に発生することがある。例として、膀胱からの出血や直腸からの出血が挙げられるが、大抵は何も起こらないことが多い。陽子線治療の利点は、これらの合併症が少ない点だが、症例が少なく確かなことは言えない。陽子線治療を受けた人でも合併症が出たケースはあるため、高山で放射線治療を受けることにした。
  4. 最初にホルモン治療を2年間行う。私の場合、悪性度の高いがんがあるため、ホルモン治療を半年間先行させ、その後に放射線治療を行う。今日から治療に入れば注射を1本打つことになる。そのことは了承した。そして、早速注射を腕に打ってもらった。次回は1か月後に来院し、再度注射を打つ予定だ。この注射は男性ホルモンを抑えるホルモン療法の一部だ。

治療の進行形態

以下は調査結果です。放射線治療とホルモン療法を同時進行で行う場合、一般的に以下のような形態で進行します。

治療の進行形態

ホルモン療法の開始: ホルモン療法は通常、放射線治療の前に開始されます。これは、ホルモン療法によってがん細胞の成長を抑え、放射線治療の効果を高めるためです。ホルモン療法では、アンドロゲン(男性ホルモン)の分泌や作用を抑制する薬を使用します。具体的には、LHRHアゴニストやLHRHアンタゴニストといった薬剤が使用されます。

放射線治療の開始: 放射線治療は通常、ホルモン療法開始から数週間後に開始されます。放射線治療は週5回、1日1回の照射を6〜8週間続けることが一般的です。

ホルモン療法の継続: 放射線治療と同時進行でホルモン療法が続けられます。放射線治療終了後も、ホルモン療法は一定期間続けられることが多いです。期間は患者の状況やがんの進行度によりますが、通常6か月から3年間続けられることが多いです。

具体的な治療期間

ホルモン療法: 放射線治療の前から開始し、通常6か月から3年間続けられます。  放射線治療: ホルモン療法開始から数週間後に開始し、6〜8週間続けられます。

結論

ホルモン療法と放射線治療を同時進行で行う場合、ホルモン療法は放射線治療の前に開始され、放射線治療が終了した後も継続されます。治療の具体的な期間は患者の状態によりますが、一般的にはホルモン療法が6か月から3年間、放射線治療が6〜8週間行われます。治療計画は担当医と詳細に相談し、最適な方法を選択することが重要です。

陽子線治療に関する補足

ホームページ上の写真にあるように、前立腺がんは2024年6月から、それまでの【先進医療対象】だったのが、【公的医療保険】の対象となりました。よって、保険適用医療と変わったことで、金額的にも随分と楽になりました。今後、先進医療を受けようとご検討されている方は、添付したホームページをご参照ください。質問に付いては、メールのみ受け付けるとのことですのでご理解ください。

眼科の診察

次に、「涙と鼻水が止まらない」症状に対し、無茶ぶりを言って眼科の先生に中部国際医療センターの内科の先生宛に紹介状を書いてもらう様に依頼していましたが、今日もらって来ました。近々中部国際医療センターに診療目的で行ってこようと思います。

中部国際医療センター

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