飛騨将棋大会・三たび挑戦

大会概要(第3回目の参加)

  • 場所:高山市民文化会館
  • 過去の戦績
     ・赤旗将棋名人戦予選(前年9月)…優勝
     ・第一回飛騨清流戦(今年2月)…優勝
  • 今回の出場クラス:名人戦クラス(6名による総当たり)
  • クラス構成:名人戦/シルバー/すくなA/すくなB
     ※中学生の部もあり、会場隣の和室が使用された
  • 対局ルール
     ・開催日時:5月18日 午前9時半受付 10時開始 持ち時間:20分
     ・切れた後は1手30秒の秒読み(チェスクロック使用)
     ・千日手:先後入替で再試合(持ち時間は継続)
     ・入玉:駒数が多い方が勝ち(ローカルルール)
  • 参加費:1,500円(※シルバー割引で1,000円、昼食付き)
  • 表彰
     ・各クラス3位まで表彰
     ・名人戦とシルバー戦の優勝者に三段認定
     ・名人戦を5期防衛すると四段免状授与
     ・賞状は日本将棋連盟 会長 佐藤康光九段の署名入り

戦いの軌跡と喜びの記録

三たび挑んだ飛騨の舞台。今回は参加人数も多く、特に小中学生の姿が目立ち、将棋の未来がまぶしく感じられるような光景でした。

初戦はいきなりの大苦戦。攻め続けるも相手に的確に受けられて「これは負けたか…」と感じたものの、終盤での渾身の勝負手が的中。運よく逆転勝ちを収めることができました。

中盤戦では痛恨の一敗もありましたが、そこからの巻き返しで最終的に4勝1敗。その時点で同率首位が2名──しかも、そのもう一人は自分が唯一負けた相手。まさに“運命の再戦”が待ち受けていました。

優勝決定戦。
「今度こそ負けられない」
そう自分に言い聞かせ、盤に向かいました。序盤から主導権を握り続け、気持ちを切らすことなく押し切って勝利。三たび優勝を果たすことができました。


表彰と会場の様子

  • 表彰式では、各クラス3位までの入賞者に立派な賞状と副賞が授与されました。
  • 賞状には日本将棋連盟 会長 佐藤康光九段の署名が入っており、記念としても誇らしい一枚。
  • 会場は終始和やかで、入賞者の集合写真も撮影されました。
  • 会場隣の和室では、中学生部門の対局が行われ、こちらも熱戦が繰り広げられていました。

今後への期待と願い

今回の大会は、自分にとってこれまでで最も高レベルな内容だったと感じています。若い世代の勢いに刺激を受けつつ、まだ自分にもやれることがある──そう思わせてくれる1日でした。

このような体験を、地域の高山広報などで取り上げていただけたら本当に嬉しく思います。
年齢を重ねてもなお、目標を持ち挑み続ける姿を、少しでも誰かに届けることができたなら、それこそが本当の“勝利”かもしれません。

大会終了後は、晴れやかな気持ちで下呂までの1時間の帰路へ。
あの日の対局の手の感触は、これからも自分を支えてくれることでしょう。

タイトルとURLをコピーしました