飛騨将棋の日2025に初参加します

将棋

高山将棋教室支部からの一通の案内

一通のハガキが届く

本日、「高山将棋教室支部」から一通のハガキが届きました。
内容は、2025年5月18日(日)に開催される**将棋大会「飛騨将棋の日」**の案内です。

クラスは5つに分かれており、私はその中の「①名人挑戦者戦」に出場する予定です。
実は、この大会の存在を知ったのは今回が初めてでした。
おそらく、前回の飛騨清流戦で優勝したことがきっかけとなり、案内が届いたのだと思います。

小・中学生の参加枠に希望

今回の案内で最も目を引いたのは、「④中学生選手権」と「⑤小学生王将戦」の2つの部門です。
前回の飛騨清流戦では、小中学生の参加者が少なく、将棋人口の先細りを感じていました。

しかし今回は、明確にジュニア部門が設けられており、参加者も増えそうです。
この取り組みは、地域の将棋界にとって次世代育成の大きな一歩だと感じました。
つまり、将棋文化を未来へつなぐ試みとして大きな意味を持っています。


今年3大会目の挑戦 ― 自己実力のバロメーターとして

今回の大会は、私にとって今年3つ目の大きな挑戦になります。

  • 飛騨清流戦(結果:優勝)
  • 岐阜県アマチュア竜王戦(参加)
  • 来月1日開催予定のアマチュア名人戦

このように、大会に出場し続けるのには明確な理由があります。

まず、実力のバロメーターになるという点です。
大会に参加すれば、強豪との対局を通して自分の立ち位置がはっきりと見えてきます。
完敗なら次の課題が明確になりますし、惜敗なら自信につながります。
そして、勝てた場合は「勝ちを忘れる」くらいの謙虚さを持つことが大切です。

一方で、努力が実を結んだときには、少しだけ余韻を味わうのも良いでしょう。
その達成感こそが、次の挑戦への力になります。


教え子との約束が原動力に

大会へ出場し続ける理由は、もうひとつあります。
それは、かつて将棋レッスンで指導した教え子たちとの約束です。

私は「できるだけ多くの大会に出る」と宣言しました。
「いつか全国大会で会おう」と交わした約束を守るために、今も盤の前に立ち続けています。
だからこそ、挑戦をやめるわけにはいきません。
この約束が、私を次の舞台へと駆り立てています。


将棋とともに、思考力の衰えと向き合う

将棋に打ち込むもうひとつの理由は、「年齢を重ねても考える力は維持できる」という確信を得たいからです。
つまり、将棋を通じて脳の健康を測る挑戦でもあります。

たとえ年齢を重ねても、努力次第で思考は研ぎ澄まされる。
そのことを、自分自身で証明したいのです。

もちろん、もし集中力や判断力が明らかに衰えたと感じたときは、潔く現役を退くつもりです。
とはいえ、今はまだその時ではありません。
盤の前に座ると、心は若い頃と同じように冴え渡ります。


結び ― 挑戦とは、自分との約束を守ること

初めての大会に挑む高揚感とともに、「強くなりたい」という純粋な気持ちを胸に臨みます。
教え子との約束を果たし、そして自分自身の限界を確かめるために。

将棋は、単なる趣味ではなく、自分を映す鏡のような存在です。
だからこそ、勝っても負けても意味のある一局を大切にしていきたいと思います。る一局を大切にしたい。
これが、私の変わらぬ信念です。

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