大会概要と参加クラス
高山市民文化会館で開催された「赤旗将棋名人戦・飛騨地区大会」に参加してきました。
高山市は、現在住んでいる下呂市から車でちょうど1時間ほどの距離です。
決して近いとは言えませんが、高校時代の3年間を高山で過ごしたこともあり、私にとっては懐かしい街です。
また、今も高山赤十字病院をかかりつけとしているため、土地への親しみは深く残っています。
【大会詳細】
開催日時:9月22日 12時半受付/13時開始
場所:高山市民文化会館
参加クラス:名人戦(4名によるリーグ戦)
参加費:1,500円(身障割引で1,000円)
ルール:持ち時間15分+秒読み30秒(持ち時間切れでも切れ負けなし)
対局内容と戦型について
今回の戦型は、すべて慣れ親しんだ振り飛車を採用しました。
対戦相手はいずれも20代〜40代の有段者と思われる実力者ばかり。
それでも、全局を通して危なげなく勝利を収めることができました。
やはり、「飛騨地区では負けられない」という強い気持ちが、集中力を高めてくれたのだと思います。
その一方で、対局前には少し不安な点もありました。
というのも、今回初めて使うチェスクロックでの時間配分が心配だったからです。
しかし、実際には秒読みになることもなく、落ち着いて指せました。
結果として、この点も良い方向に働いたようです。
さらなる目標に向けて
今回の優勝にはもちろん満足しています。
ただし、ここで満足していては前に進めません。
目標はあくまで全国大会出場です。
そのためにも、次に控える 岐阜県大会(10月6日開催予定) に向けて、さらに鍛錬を積んでいくつもりです。
気を引き締め、精度の高い将棋を目指して努力を続けます。
大会の雰囲気と今後への意気込み
大会全体は非常にアットホームな雰囲気で進行しました。
主催者の方々の丁寧な対応にも感謝しています。
その場で立派な表彰状を作成・授与していただき、とてもありがたく感じました。
一方で、少し残念だったのは参加人数が少なかったことです。
今回のリーグ戦も、私を含めてわずか4名という寂しさでした。
もっとも、これは飛騨地区全体の将棋人口の少なさも関係しているように思います。
今後は、小中学生など若い世代の参加者が増えてくれたら嬉しいですね。
もちろん、私のようなシニア世代の参加も大歓迎です。
世代を超えて将棋を楽しめる大会になってほしいと願っています。
来年も、そして再来年も、元気である限りこの大会に参加し続けたい――。
そんな温かい気持ちを抱かせてくれる、心に残る一日となりました。




