ここ数年で、私は立て続けに4つの重い病気に直面し、それぞれ手術を受けてきました。
昨日もその経緯について触れましたが、今回は「現在の体調はどうなのか?」という点に焦点を当て、具体的に振り返ってみたいと思います。
①【狭心症】カテーテル治療後の生活
- 手術前にあった息苦しさは完全になくなり、現在は健康的な日常を送れています。
- 毎朝の服薬が習慣となり、医師の勧めもあって日課に散歩を取り入れました。
- 手術の影響による不調は一切なし。この点においては非常に安定しています。

②【胃がん】胃の2/3切除と抗がん剤治療
- 手術直後は強い痛みと動作のつらさに苦しみましたが、1年間の抗がん剤治療を無事完了。
- 薬は中レベルの飲み薬で、副作用もなく、吐き気・脱毛とも無縁でした。
- 手術後は食事量に不安を感じた時期もありましたが、現在は手術前と変わらぬ食欲。
- 体重も手術後より3kg増え、日常生活に支障なしです。

③【涙管閉塞】右目の手術、その後
- 約2年前から、何もしていなくても涙と鼻水が止まらない症状に。
- 検査の結果、右目の涙管の詰まりが判明し手術を受けましたが、残念ながら改善せず。
- 現在も症状は続いており、ティッシュの消費量は異常なほど。
- 昨日の診察を最後に通院は打ち切りました。今後はこのまま生活する方針です。

④【前立腺がん】手術と術後の快復
- PSA値が異常域の12→手術後0.1以下へ改善。
- 精密検査でも転移などは見られず、経過は極めて順調。
- 術後に尿漏れがありましたが、骨盤底筋トレーニングで改善しました。
- 現在は体調に不安はなく、生活の質も高い状態を維持しています。

⑤【全体のまとめ】病魔を超えて将棋で輝く
心臓・胃・前立腺という大きな病に対して手術を受けてきましたが、いずれも術後の経過は順調であり、現在の体調にはまったく不安がありません。
目の症状(涙と鼻水)は依然として残っているものの、命に関わる問題ではなく、日常生活も前向きに過ごせています。
これらの体験を経た今、私は「病魔を乗り越えたからこそ、これから将棋で輝きたい」と強く思っています。
将棋を通じて、次の目標へ
以下の3点が、今後の私の「将棋を通じた挑戦」の柱になります:
- 大会への積極参加で、自分の実力を測りたい
体調が安定している今だからこそ、実力のバロメーターとして大会にどんどん挑戦していきたいと思っています。大会での成績は、目に見える自己評価の指標でもあります。 - 「70歳を超えたら実力は頭打ち」という常識を打破したい
年齢を理由に将棋の成長をあきらめるのではなく、むしろ今からでも強くなれるということを証明したい。
その証明は、大会での好成績という「結果」で示すしかないと考えています。 - 最高の教師=将棋ソフトをフル活用する
今や自宅に**「最強の教師」が存在します。それが将棋ソフトです。**
これを徹底的に活用して、苦手な戦型や定跡もひとつずつ潰していき、着実な実力アップを目指します。

人生後半のテーマは「成長」
病気を乗り越えたことで、今まで以上に時間の重みを感じるようになりました。
だからこそ、これからの人生は「成長をあきらめないこと」をテーマに、将棋という自己表現の場で輝けるよう、挑戦を続けていく覚悟です。