フリーソフトの魅力とは?
パソコンやスマホには、仕事や趣味を支えるアプリが数多くあります。
その中でも「フリーソフト(無料ソフト)」は、誰でも気軽に導入できる頼もしい存在です。
無料で使えるうえに高性能。
導入も簡単で、最近では直感的に操作できるソフトが増えています。
今回は、私が実際に将棋フリーソフトを使って感じた利点と学びをまとめました。
1️⃣ コストゼロで始められる
まず注目すべきは、費用がかからないという点です。
有料ソフトに匹敵する高機能ツールも多く、誰でもすぐに試せます。
さらに、将棋ソフトに限らず、画像編集・動画制作・プログラミングなど、さまざまな分野で応用可能です。
コストを抑えつつスキルを磨けるのは、趣味にも学びにも大きな魅力といえるでしょう。
2️⃣ 導入が簡単で扱いやすい
次に挙げたいのが、インストールの手軽さです。
最近のフリーソフトは手順がシンプルで、初心者でも迷わず設定できます。
私も初めて導入した際は少し緊張しましたが、将棋GUI(操作画面)のわかりやすさに助けられました。
その結果、戸惑うことなくスムーズに使い始められたのです。
また、使っていくうちに新しい機能を発見できる点も魅力です。
楽しみながら自然に操作スキルが身につきました。
3️⃣ 自由に比較・カスタマイズできる
加えて、複数のソフトを試しながら比較できるのもフリーソフトの強みです。
たとえば将棋ソフトなら、「持ち時間設定」「局面指定」「駒落ち対戦」など、多彩な条件を細かく調整できます。
この自由度こそ上達の鍵。
自分の棋風や目的に合わせて最適な環境を整えることで、試行錯誤を通じて理解が深まります。
さらに、設定を工夫する過程そのものが学びにつながるのです。
4️⃣ 観るだけでも上達できる
また、フリーソフト同士の対局を観戦するだけでも勉強になります。
私自身、観ているうちに自然と戦術の流れや形勢判断を身につけました。
「学ぼう」と意識しなくても、リラックスして観戦しているだけで思考力や先読み力が鍛えられます。
つまり、努力よりも“楽しさ”が成長を後押ししてくれるのです。

私が導入した将棋フリーソフト
これまでに導入した代表的なソフトは次の通りです。
- GPS将棋(GUIに初期内蔵)
- ドルフィン(当時最強と呼ばれたソフト)
- エルモ(かつてポナンザを超えた強豪)
- 浮かむ瀬(旧名Apery)
- 技巧2
どれも無料で入手でき、対局や解析に大いに役立ちました。
そして3年前、ついに最強クラスと評された**「水匠5」**を導入。
その読みの深さと精度の高さには、本当に驚かされました。
ソフト同士のリーグ戦で得た学び
水匠5を導入する以前、私は上記の5つのソフトを使い、リーグ戦を行いました。
その一部を紹介します。
- ドルフィン vs エルモ:ドルフィン 41勝/エルモ 8勝/千日手 1
→ ドルフィンの圧勝。序盤から終盤までの精度が圧倒的。 - ドルフィン vs 浮かむ瀬(全局浮かむ瀬が先手)
→ ドルフィン 9勝・1持将棋 - エルモ vs 技巧2:エルモ 8勝2敗
- 浮かむ瀬 vs 技巧2:浮かむ瀬 8勝2敗
観戦していると、それぞれのソフトに個性があることがわかります。
特にドルフィンの切れ味ある終盤や、エルモの緻密な中盤構想には感嘆しました。
こうした違いを観察することで、戦術理解が自然と深まります。

まとめ:フリーソフトは「学び」と「楽しみ」の融合
私にとってフリーソフトは、単なるツールではなく**「学びの場」**そのものです。
無料で導入できる手軽さが、継続的な成長を支えてくれます。
さらに、観るだけでも理解が深まり、指してみれば新たな発見があります。
“楽しみながら強くなる”という理想を叶える環境――それがフリーソフトの最大の魅力です。
将棋に限らず、あなたの趣味や学びの世界にも、新しい扉を開くきっかけがきっと見つかるはずです。
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